ご挨拶
教会の坂を上がると葉を茂らせる大きな「くすの木」が立ち、東側の片隅には野菜や花が育つ畑のある小さな庭で子どもたちは、友達と話し合ったり、自分で考えた遊びに夢中になったりしています。
幼稚園での数年間は、子どもにとってこれから大人になって行くまでの基礎が育つ大切なときです。ですから、自分で考え、自ら見つけ、友達との遊びの中で養う関係性を、時間をかけてゆっくり育て、自身が愛され、認められている事を経験することがとても重要です。
かきわしんせい幼稚園は、子どもの今の成長を大切にしつつ、卒園してからの成長も考えながら保育をしています。
1人1人の子どもが成長してからも幸せでありますようにと祈りながらの保育(幼児教育)です。
堅磐信誠幼稚園
園長 福嶌 英子
「縦と横の関係を大切にする幼稚園」
堅磐信誠幼稚園は縦と横の関係を大切にする幼稚園です。
「縦の関係」とは、毎朝の礼拝や行事の中での礼拝、お祈りやさんびかによって神さまとつながることです。この縦の関係を軽んじてしまうと、いつの間にか私たちの保育は自己中心となり、目先の成果や利益、この世の要望のみに振り回されてしまいます。
教師たちが園児たちと礼拝をする時に「堅磐信誠幼稚園は神さまの幼稚園なんだよね」ということがあります。いつも神さまの御心を第一とし、神さまに愛され、守られていることを感謝して歩む幼稚園、それが私たちの幼稚園です。
そして神さまからいただいた愛は、横のつながりへと広がっていきます。家族と友だちと先生と地域の人たちと被災者の人々ともつながる「横の関係」を築きます。
礼拝の中で、病気やけがで休んでいるお友だちを覚えて祈ります。すると今度、自分が休んでいる時に、みんなが祈って待っていてくれることを知ります。被災地の人々を覚えて祈る時、自分に何ができるかを子どもたちなりに考えます。そして行動に移します。そのようにして縦の関係から横の関係が形成されるのです。
このような縦と横の関係は子どもたちの成長のみならず、私たちが共に生きていく上でとても大切な「心の土台」です。
熱田教会牧師・堅磐信誠幼稚園設置者
小林 光
「植えて、育てて、見守る」
園庭の小さな畑に種を蒔き、苗を植えて野菜を子どもたちといっしょに育てます。
小さな種がかわいい芽を出し、少しずつ成長して行く様子を観ながら、野菜の花を楽しみ、その花が変化して収穫できるまでを楽しみたいです。
もし、収穫することができなくても「何がいけなかったのか?」という疑問が起き、解決方法を考えていけばいいと期待しています。
野菜が実ったら、子どもたちが収穫し、感謝しておいしく食べたいと思っています。



創立から現在まで
堅磐信誠幼稚園は1897年(明治30年)にA, L, コーツ宣教師によって開設された『潅園保育所』を源としています。民家を借用し、10名くらいの園児でした。
1907年(明治40年)、矢場に新園舎を建築し、『堅磐幼稚園』、と改めました。1919年、尾頭町に姉妹園『信誠幼稚園』が設立されました。1924年(大正13年)、『堅磐幼稚園』と『信誠幼稚園』は合併して堅磐信誠幼稚園として当地での保育をはじめました。その後、1984年(昭和59年)3月に園児減少の為、休園をすることとなりました。
父母方から嘆願書が出され、4年間の休園期間を経て1988年(昭和63年)4月から再園することができ、今に至ります。
神様の導きの中で、キリスト教精神に基づいた保育を今も変わることなく続けています。






